第3回桜区市民講座 資料
原発事故と向き合う若者たち
ベラルーシの高校生との交流から学ぶもの



[1] 自己紹介とお話の流れ

[2] なぜベラルーシへ赴いたのか?
 * 3.11の衝撃
 * 問われてこなかった「チェルノブイリ原発事故と教育」
 * チェルノブイリ原発事故とは?
 * 「最大の被害国」ベラルーシ
 * ポスト・チェルノブイリの世界を歩く
 * 若者交流という発想

[3] ベラルーシと福島をつなぐ若者交流
 * 私たちが見たプリピャチ
 * その他、訪問して印象に残った場所/ひと
  ・ ハティニ戦跡
  ・ 移住者の会
 * 現地を訪ねて
  ・ ベラルーシの人々の温かさ
  ・ 他者の〈痛み〉を我がごととして引き受ける文化の蓄積
  ・ 場所から切りはなされるという経験の痛切さ

 * 3月の交流事業から学んだこと
  ・ ベラルーシの高校生から学んだこと
   1) 二人からの問いかけから
   「なぜ日本の人々は原発を巡って語り合わないのか?」
   2) 原発を巡る語り合いに臨む二人の姿勢から
  ・ 日本の高校生/大学生から学んだこと
   1) 等身大の語り/語り合いが出来ているか
   2) それを困難にしているものはなにか
   3) 交流をきっかけに動き出した若者たち

[4] これから何をすべきか?
 * 注視し、地域、国境、世代、民族を超えて、語り合いつづけることの大切さ
 * 生き方の問題としての「脱原子力社会」
 * 教師の市民性を育むために

[5] 参考文献

 * メドヴェージェフ『チェルノブイリの遺産』、みすず書房、1992年
 * ベラルーシ共和国非常事態省チェルノブイリ原発事故被害対策局編『チェルノブイリ原発事故;ベラルーシ政府報告書(最新版)』、産学者、2013年
 * 今中哲二『放射能汚染と災厄;終わりなきチェルノブイリ原発事故の記録』、明石書店、2013年
 * ヤブロコフ他『調査報告チェルノブイリ被害の全貌』、岩波書店、2013年
 * 『ロシア・ユーラシアの経済と社会』特集「原発事故と教育」T/U/V、ユーラシア研究所、2014年6月号、7月号、2016年5月号