第7回桜区原爆絵画展
2021年8月19日〜21日
プラザウエスト ギャラリー

第7回桜区原爆絵画展

第7回桜区原爆絵画展  第7回桜区原爆絵画展を8月19日から21日まで開催しました。 昨年は、コロナの対策が出来ず開催を中止しましたが、今回はしっかりと対策をして臨みました。
 展示内容は、ヒロシマ市民が描いた絵画57点、写真集(原爆と人間)16点、丸木美術館パネル2組(第三部「水」、第四部「虹」)を設置しました。 来場者は、初日48人、二日目51人、最終日60人で、合計159人でした。 今回は、二週間ほど前の新聞に他の地区の絵画展の記事が掲載され、それを見て来たという人が9人もいました(アンケートの内容から)。 来場者は、前回の半数(前回282人)ほどでしたがアンケートの枚数は、前回の2.6倍の71枚となりました。 アンケートの記載方法等を改善したのが良かったのでしょうか。

 会場内では、「娘たちと平和について話し合うきっかけにしたい」と言うお母さん。
「新聞で見てバスを乗り継いで来ました」と言うおばあさん。
こういった声は我々の励みになります。(感謝)

 「戦争とは、それが正義であれ不正義であれ、悲惨な結果をもたらそうが勝利をもたらそうが、子どもたちに対する宣戦布告なのです」と言ったのは誰であったか。 戦争体験者が少なくなってきている今、次の世代にしっかりと伝えていく必要があります。



(アンケートの感想から抜粋)
・放射能や防空壕など知らない言葉があって、詳しい説明が載った冊子があると良いと思いました。 いままでにも原爆について知る機会はあったのですが、ここまで身近に、そして恐ろしく感じたのは初めてでした。(10代)
・このような展示会によって我々若い世代に戦争、原爆の恐ろしさを知って欲しいと思います。(20代)
・少しでも当時のことを知ろうと思って来ました(新聞記事を見て)。将来伝える手段として続けてほしいです。(30代)
・「はだしのゲン」に見た程度の知識だったので原爆がよりリアルなものとして知れた事がよかった。(40代)
・こうした地域での絵画展は家族と足を運び共に戦争について考える良い機会になると思います。(50代)
・戦争のむごさがこの展示会で良く解かりました。二度と戦争を起こしてはなりません。(60代)
・高齢になって感覚が鈍になりました。こういう企画は大切だと思いました。母子の絵はとても可愛そうで心を動かされました。(70代以上)


会場風景1
会場風景2
会場風景3
会場風景4
会場風景5