Coffee Break

堀切さん(「原発の町を追われて」の監督)
NHKラジオに出演!
「桜区平和を考える会」の運営スタッフである堀切さとみさんが、3月11日にNHKラジオに出演されます。

「3月11日は皆さん何かしら活動されていると思いますが、 車の中でも聴けるので、ぜひ。」 とのメッセージが堀切さんよりありました。
堀切です。

NHKラジオで、震災から6年の双葉町特集を放送することになり、私は取材とコメントで参加しました。

ラジオなので音声のみですが、原発事故直後から今までの、双葉町民の思いがあふれた50分間のドキュメンタリーです。
ぜひお聞きいただければ幸いです。

原発避難という誰も経験したことのないことに直面させられてしまった人々の六年を描きます。
☆ 3月11日(土) 16時05分〜16時55分
☆ NHKラジオ第1放送 震災から6年ラジオ特集
☆「かなわぬ願いを抱えたままで〜市民が見つめた双葉町・避難者の六年」


2016年12月21日
本の紹介
皆さん、「原発とめよう秩父人」のダニー・ネフセタイさんの近刊の著書「国のために死ぬのはすばらしい?」をご紹介いたします。

ダニーさんは愛国心教育の盛んなイスラエルに育ち、日本に住まわれて30年。
イスラエルでは憧れの空軍に入隊した軍国青年だったそうです。
イスラエルの高校生は、アウシュビッツを見学してもこんなひどいことが起らないよう、軍事力が大事と考えてしまうし、少年のサバイバル訓練、1週間の軍隊見学、戦闘機の展示、このような環境の中で「ユダヤ人は平和を愛する優れた民族」と刷り込まれてしまっていたと書かれています。
日本に住まわれ、ダニーさんは少しずつ、変わられ、現在は、木製の注文家具作りのお仕事をされる一方で、安保法制反対、憲法を守れ、原発反対・・などのテーマで全国で忙しく講演をされています。

ダニーさんは、今、自分がイスラエルにいたときの軍国少年への道を、日本が逆に歩み始めていることを強く感じると懸念されています。
一つ、見逃し許し受け入れていくと、折り返せなくなる“帰還不能点”に注意を喚起されています。
今、多くの人に読んでほしい本です。(運営スタッフの野田さんから)

国のために死ぬのはすばらしい? 著書名:国のために死ぬのはすばらしい?
出版社:高文研
単行本:216ページ
言 語:日本語
定 価:1,620円(本体1,500円+税) 発売日:2016/12/1
I S B N:978-4-87498-607-3