5月25日投開票のさいたま市長選挙が近づいています。
これまで学習会で、与野中央公園に強行に進められようとしているアリーナ建設や、小中学校の統廃合と一緒に進められている義務教育学校などなど。
さいたま市がいかに市民の声を聞かず事業を進める構造になっているかについて確認してきました。計画性がなく、地域の文化性破壊となり、住民にとっての悪影響が言われています。
このような政治的悪しき状況を改革した良き前例として2022年6月19日の杉並区長選があります。
杉並区でも自然を壊し、住民に立ち退きを強制するような住民無視の道路計画等が進められようとしていました。
そのあり方に反対した区民が候補者を立て区長選で勝利。杉並区は変わっていきました。
私たちも今のさいたま市のあり方を変えていきたい、
そんな思いで、この杉並区長選の活動を映像化したドキュメンタリー映画「映画〇月〇日、区長になる女。」の上映会を2月2日に行いました。
さいたま市長選が目の前に近づいてきたこの時期であるからこそ報告いたします。もう一度、市長選の重要性について自らも認識しなければと思っています。
●上映会報告・開催の経過と活動
この上映会は、運営スタッフの内藤さんから提案があって実現しました。
主催も「桜区平和と暮らしをまもる会」としてではなく、「上映実行委員会」として、広くスタッフを募集しました。
おかげで今回は特に、会場のプラザウエスト周辺地域のポスティングやポスターなど、地元の広報活動に力を入れることができました。
ポスターも特大ポスターを「にじ屋」に貼っていただいたり、埼玉大学内にもチラシを置いてもらったりしました。
なので、地元の方たちの参加を期待したのですが、残念ながら当日、朝から大雪、その後は雨が降るという大荒れの天候となり、
参加予定とされていた方も欠席になるなど、期待した来場者数ではありませんでした。
それでも参加してくださった方は60名を超え、終えてみて、上映会を行ってよかった、この映画を観ていただけてよかったと感じています。
また、当日は上映の後に「市民不在の新アリーナ計画に反対するさいたま市民の会」の荒木和子さんとさいたま市議の中山淳一さんに、お話ししていただきました。
さいたま市内で今起きている問題について、認識を深めることができたと思います。
●「桜区上映実行委員会」で中心的に活動してくれたスタッフの感想
政治に希望が持てる素晴らしい映画を観るという喜びだけでなく、多くの人に見てもらえる喜びも感じられたのが嬉しかった。
お客様が1人2人と来てくれる度に、ビラ配りや街宣などの宣伝を頑張った甲斐があったと感じられ、やりがいがあった。(Rio)
この映画を上映したい!…と思ってすぐ小高さんに相談できてよかった〜。
学生の「Rio」ちゃんとも映画を見るだけじゃなく準備する側として、ポスター貼りやビラ配りなど、
普段にじ屋でやっているようなことをいろんな人に協力頼みながら上映会が実現できて楽しかったです!杉並区の人たちもこんな感じだったのかな。(内藤亜希子)
(アンケートからの抜粋)
・岸本さとこさんとてもかっこいい! 周りの方にも伝播していく様子に感動。思わず泣いてしまった。と同時にいろんな方に伝えたい映画。
・先日も与野党相乗りの候補者を破るパターンが増えてきている。
一方でその場のノリ的な人を当選させてしまっている現在の状況はいかがなものかと思う。
(戸田の河合とか、八街の後藤とか、ま、昔はマック赤坂も当選しないしな…)新社会党、まだあるのか…と、清水市長、ダメだな…と。
・さすが杉並!区民の為の政治! 住民の声が一番大切です。住民が税金を払って杉並区をささえている。
住んでる、生きてるそれを無視はありえない。
・もっと市民が区政・市政・県政に目を向けるべきと思った。もう、自民政治を終りに!
・数で色んなことが決まってしまうのは許せないし、納得できない! 少数派の方がまともで正しいことは沢山ある。
「ひとりの気づき」は大きいです。
・こういうことがあったんだということと、この事実、選挙のことを知らなかった自分。
自分が住んでいる街をどうしていくかは自分なんだを痛感。
・一人の小さな声が大きな力につながるという希望をもつきっかけになりました。
・この映画のことは聞いたことがありましたが、地域で上映会があり、観ることができて良かったです。
地域民主主義ということは、とても大切なことと思いました。今の市民市政は変えていかなければと思います。
・市長に反対できないのはおかしい、変わっていくことを願うきもちがつよくなった。すばらしい映画でした。
・さいたま市も市長や市議会をかえるべきだと思います。元気が出る映画でした!
・ようやく見ることができてよかったです。次のさいたま市長選につながればよいなと思いました。
・岸本さんの女性区長さんの誕生には区民の皆さんの応援力がすごかった。
・ステキな区長だなと思いました。自分が住んでいるところにもこういうさとこさんのような人が出てきてほしい!
・テレビや新聞などでは得ることが困難なことを伝えてくれるこうした映画は大切です。ありがとうございました。
・他の区で上映会をやったという情報を知り、これから上映するところは?で調べたら桜区の上映会がありました。
以前、区長選のオブザーバーの方を招いての学習会に参加したことがあるので関心を持ちました。
映画を見て、選挙に勝ったことは知っていました。
その後、女性議員が増えて今、半分以上になってる、これが現実のことなんだと嬉しくなりました。
・住民1人1人の意志を選挙で表に出すことが大事だと感じました。

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