第10回桜区原爆絵画展
2024年8月17日〜19日
プラザウエスト ギャラリー

第10回桜区原爆絵画展を8月17日(土)から19日(月)にかけて、桜区役所に併設するプラザウエストの1階ギャラリーにて開催しました。
今年の入場数は、昨年の420名に届きませんでしたが、361名となりました。
展示内容は、ヒロシマ市民が描いた絵画60点、写真集(原爆と人間)16点、丸木美術館パネル2組(第十二部「とうろう流し」、第十三部「米兵捕虜の死」)、写真集(こどもたちの見た戦争 はだしのゲンとともに)8点、溶けたガラス片5点を設置しました。
会場では、原爆で溶けたガラス片を見つけた子どもたちが、「あっ、宝石があるよ!」と無邪気に見入っていたり、子どもを連れたお父さんやお母さんが熱心に戦争や爆弾のことを説明していました。
また、広島に原爆が投下されてから79年の今年、核兵器の廃絶や被爆者の救済を訴える活動を続けている日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)がノーベル平和賞を受賞しました。
戦争や平和のことについて話し合える場がだんだんと少なくなってきています。私たちの会も、原爆絵画展や「はだしのゲン」の上映会を開催し、戦争の恐ろしさと平和の尊さを区民に訴えていく活動を続けていきたいと思います。原爆絵画展の設営、受付、撤去などに協力をいただきました皆さま、お疲れさまでした。
(アンケートの感想から抜粋)
・戦争のことについて学ぶ機会が今まであまりなかったのですが、今日沢山のことを学ぶことができました。(10代)
・あまりくわしく原爆の事を知らなかったからこの様な展示を見る事で少しだけ知ることができてよかった。
どれも悲さんでおそろしく、この様な事は二度とあってはならないと思った。(20代)
・子どもには少し刺激が強いかなとも思いましたが、社会勉強のために見させて頂きました。(30代)
・まっ黒になったヒト、水を求めてさまよう姿が目にやきついた。少しの時間でも良いので、多くの方々に見て頂き、今後に伝えていった方が良い。(40代)
・戦争のむごさ、苦しみが伝わってきました。多くの人達とこれからも見ていただき、この世から戦争がなくなってもらいたいと強く思いました。(50代)
・原爆でこういう事が起こった事実をこれからもやってください。次世代の人々のためにも。(60代)
・現実かと思うほどの絵に苦しくなりました。戦争は悲惨なものです。絶対にもう起こしてはなりません。(70代以上)




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